新刊のご案内

2025年12月10日発売 女も男も No.146 高齢・単身女性の貧困と社会保障──年金制度と生活保護を中心に

高齢・単身女性の貧困率は44.1%(2021年)と、ひとり親世帯と同じくらい高い。なぜ高齢・単身女性の貧困率は高いのか。制度自体にジェンダーバイアスが組み込まれているのではないか。一方、物価高が暮らしを直撃し、生活困窮や貧困が拡大している。本来、貧困や格差を解消する役割を持つ社会保障制度が機能不全に陥っているようにみえる。本号では、1000人を超える原告が闘った年金裁判と生活保護裁判を紹介しつつ、私たちが望む社会保障のかたちを探る。